展示会開催中の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。
五つ目はV-neck knit。
初めてニットにも取り組みました。
ニットといえば秋冬のイメージが強いですが、衣替えの必要のない、出来るだけ長い時期着られるものを作りたいと思い、カシミヤとシルク50%ずつ混紡の糸を選びました。
サンプルが上がってきてから数ヶ月着用しているのですが、つい最近の少し冷えた日にも大活躍で、真夏以外のスリーシーズン活躍すること間違いなしと実感しました。
非常に細く長い繊維を使用しているため、とても柔らかく、軽やかで、極上の肌触りです。
ホールガーメントで極力装飾を排し、シンプルさを追求しました。
Y-back braにニットだけでも、今回お披露目となるMesh topと重ねても、様々にお楽しみいただけます。
ゆったりしたラインからはリラックスした雰囲気を、首からデコルテ、肩へと流れるVネックからは少しのフェミニンさを。
胸元が開かない方がお好きな方は、T-back braやType-u tankと合わせると安心してご着用いただけると思います。
色はBlack、Beige、フリーサイズです。
unefig. 6th collection
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。
“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )
photos: Hiroko Matsubara
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek)
model: hitomi(AMAZONE)
2024.6.20