ニッターさんを訪ねて


新しいコレクションのために、カシミヤシルクの糸を使い、ホールガーメントと呼ばれる無縫製のニットを作っています。

一着丸ごと編み上げられ、編み機から出てくる様子はまるで魔法のよう
とはいえ、編み機に設定するまでのデータの設計、編み上げられたものの細部の始末、仕上げの洗いにプレス等々、熟練の知識や人の手が欠かせないことがよくわかりました。
やはり魔法は魔法使いがいないと成立しないですね。
新しいことに取り組む時は期待と不安とが入り混じりますが、作り手の方とじっくりお話ができ、一緒にもの作りをする楽しさが広がりました。
まずは一型を大切に作ります。


2024.3.22