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花の写真


ある古本を入手してから、小川一真という人が気になり調べてみました。
そうこうしているうちに美しい花の作品に出会いました。
コロタイプ印刷によるのか、写真であって絵画のようにも見え、その滑らかさから平坦にも見えますが、実際には奥行きも感じられます。

以下、ウェブ記事からの抜粋です。
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小川一真は1860年生まれ。明治~大正時代に活動した写真師、印刷業者。千円札に描かれた夏目漱石像の原案である肖像写真の撮影者としても知られている。写真を本格的に学ぶため1882(明治15)年に渡米。ボストンなどでの修行を経て当時の最新技術やコロタイプ印刷などを習得して帰国。85(明治18)年に写真館「玉潤館」を飯田町(現在の飯田橋)で開業した後、89(明治22)年には小川写真製版所を京橋区日吉町(現在の銀座)に創設し、日本で最初にコロタイプ印刷を実用化した。

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ただただ明るくぱんっと張って生命力に溢れているというより、少し翳りがありしっとりして柔らかな印象の菊。

年齢を重ねた女性が持つ美しさと重なります。
そして、この花びらのように軽やかで繊細で、でもどこか強さも感じさせるようなランジェリーが作れたらいいなと思います。

こちらも明治~大正時代に活動した写真師、印刷業者である小川一真の花。
コロタイプ印刷による。


2023.1.25

いわきにて


今年最初の出張試着販売会はいわきへ。
新月の生活直売店 @omotonoseikatsuに参加します。
ちょこちょこ在庫のないアイテムもありますが、既出のコレクションを全て持って伺います。
ご試着やご質問等お気軽にどうぞ!
1/22(日)12-19時、お待ちしております♡


photo by Chika Shiraishi


2023.1.21

着物のように


2nd collectionで発表以来、一枚ずつ大切に販売しているガウン。
安価なものではないので、このためにお金を貯めてくださったという方もいらして、そんな大事なお金をよいのだろうかという気持ちと心から嬉しい気持ちで目頭が熱くなります。
定番は少しずつ整理したりブラッシュアップしていく予定ですが、このガウンはunefig.の象徴的なアイテムの一つになるだろうと思っています。
ガウンと一口に言っても色々な形がありますが、自分で作るなら着物スリーブのロング丈と決めていました。
その訳は、第一に様々な体型の方がきれいに見えること。
そして、余裕のある袖幅は暖かい時には余計な熱や湿気を逃してくれ、寒い時には重ね着にも対応します。
袖丈等の問題で断念された方もいらっしゃいましたが、試着された高身長や恰幅のよい男性もよく似合っていらして、形自体はとても汎用性の高いものだと思います。
これは私のデザインというより先人の知恵。
それを少しアレンジしただけです。 

タンクトップとジーンズにさらっと羽織るだけでも様になりますが、今日は着物を着るように、ペイズリー柄のシルクのガウンと重ね、ウエストにはタイフカーフを帯のように巻きつけてみました。
ペイズリー柄の方はシルクをメインにしたイギリスのブランドのヴィンテージ。
おじさんがシャム猫を抱き、片手にはブランデーで着ていそうなメンズアイテム。
しっかりとした上質な生地と発色のよさ、細部にもこだわりが感じられます。
そして厚手のシルクを2枚重ねると暖かい!
ボトムもシルクのパンツを合わせたら、レストランにもベッドにも、好きな時に行けそうです。

Gown | Black + Unisex long pants | Black + Tie scarf | Black
https://unefig.theshop.jp


2023.1.20

時にはパワフルに


シルクサテンは肌触りが大変滑らかで柔らかく、とろっとした質感が特徴です。
その輝くような光沢から上品なイメージを持たれやすい生地だと思いますが、レザーのようなややハードなアイテムと合わせると、お互いを引き立て合い、少しの意外性も加わって、コーディネイトに起伏を持たせることが出来ると思います。

写真ではベージュを選んでいますが、黒で統一すればよりハードな方に傾きそうです。
それに赤い口紅を足すか、ナチュラルメイクで引き算にするか、によっても見え方は大きく変わります。
手持ちのアイテムを増やさなくても、ちょっとしたアレンジで新鮮さが感じられると、鏡の前であれやこれや試すのが楽しくなります。
新しい組み合わせを発見した時の喜びといったら!

Y-back bra | Beige + Mesh tank | Beigeにヴィンテージのレザーパンツとクロード・モンタナのニットを合わせて、80年代のパワフルさをプラスしてみました。


2023.1.19

ニューシャネル


東京国立近代美術館で開催中の「大竹伸朗展」へ。

圧倒的な熱と力を感じる。

こういうものを芸術、こういう人を芸術家と言わずして何と言う。
小さな頃から何かを0から作ることに興味がなかったという言葉に深く共感。

本当に何もない全くの0からの創造というものがこの世にあるのかどうかは別として、物事を顕微鏡で見るような仕方から空から見るような仕方までの幅があるとしたら、私の興味は空に近い方だと思う。

美術館の中に入ってしまえば、ほとんど天気も昼夜も関係ないけれど、夜にゆっくり観るのが新鮮でよかった。
その後は居酒屋のカウンターで今観てきたものをスルメのように噛みしめる。
当然、冷酒は進むのでした。
金土は20:00まで空いているので、仕事帰りにもおすすめです。


2023.1.17

メッシュの効果


毎度お馴染みのちら見せシリーズです。

ヴィンテージのクロップドニットにhumoresqueのカシミヤのロングスカートを合わせて。
中にはTube bra | Black + Mesh tank | Blackを重ね、首回りはすっきり、背中のメッシュがニット同士の組み合わせに軽やかさと少しの意外性を与えてくれます。

GrayBeigeのタンクトップをはさみ、色合わせを楽しむのも素敵だと思います。


2023.1.16

ブラボー!


不思議なトップスを見つけました。
前から見るとベスト、でも後ろは襟だけ。
ベルトで体に巻きつけて着ます。

衣服の機能という面から見るとあまり意味がないアクセサリーのようなトップス。
素晴らしく質のよいレザーで、よくもまぁこいうものを作ったなと、尊敬の念を込めて購入しました。
ブラボー!ゴルチエ!!
そして、これはunefig.のブラのためにあるようなアイテムではないか!ということで、T-back bra | Black + Type-u tank | Blackと合わせてみました。

ファッションを楽しむこと、遊び心を忘れずにいたいですね。


2023.1.14

少しだけ春を感じて


今日は少し暖かです。
まだまだ先とは知りつつ、春を感じると嬉しくなりますね。
季節先取りのコーディネイトのご提案です。

T-back bra | Gray + Type-u tank | Gray + Choker | Black glass

ヴィンテージのNina Ricciのシャツと合わせて。
象の耳のようなボリュームいっぱいの袖に夢を感じる。
上半身が少しガーリーなので、ボトムはハンサムに。
Chokerは写真のように首にフィットさせて、胸の下までくるように結んでペンダントのように、と長さを調整出来るところも大きな魅力です。

T-back bra | Gray | MChoker | Black glassWhite glassも)は在庫僅かです。
詳細はオンラインショップをご覧ください。
https://unefig.theshop.jp


2023.1.13

2023年!!


あけましておめでとうございます!

昨年末のキャンペーンではたくさんのご注文を頂き、嬉しさの中、年の瀬を迎えることが出来ました。
あらためまして、ありがとうございました。

そして、今年最初の出張試着販売会は、1/7にいわきの満月の生活直売店 @omotonoseikatsuに参加の予定でおりましたが、オープン日が新月1/22に変更になりました。
私も22日にまいります!
いつものメンバーに会えること、新しい出会いも今から楽しみです。
あたたかくしてお出掛けください。


ガレージの壁に揺れる光がきれいでした。
こんな風に柔らかく、明るく、自由に、そして強さも持って、また一歩一歩進んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します!


2023.1.4

年の瀬に、感謝の気持ちを込めて


今年もあと今日と明日だけ。
本当にあっという間でした。
多くの方々に支えて頂き、何とか1年過ごすことが出来ました。
たくさんお世話になり、ありがとうございました!
来年は初めて試着販売会で伺うところも増えますので、新しい出会いを楽しみに、再会も心待ちに。

皆さま、どうぞあたたかくして、よいお年をお迎えください。


写真はついに(狙うこと1年くらい)クリスマスに入手した古い本から。
シルクを織る女性たち。
美しいです。


2022.12.30